本年 5 月から新たに『骨転移を有する去勢抵抗性前立腺がん(男性ホルモンの分泌を抑える治療をしても症状が悪化する前立腺がん)に対して「ゾーフィゴ®静注」による治療』を始めました。
「ゾーフィゴ®静注」は、アルファ線と呼ばれる放射線を出す「ラジウム-233」という放射性物質を含む医薬品です。骨転移巣に集まり、そこから放出されるアルファ線が骨に転移したがん細胞の増殖を抑えて抗腫瘍効果を発揮します。延命効果や病的骨折の予防に効果が期待できます。
前立腺がん治療にお悩みの方は泌尿器科に一度ご相談ください。