患者様からのご意見・ご要望(令和2年4月分)

●入院食について
私は約1ヶ月入院しましたが、出された食事は量は多めではありましたが、栄養のバランスも、味もよく、また私は戦中育ちでもありますので、すべて1粒も残すことなく、完食しました。牛乳やジュース、プリン等は、3時のオヤツに頂きました。栄養士さんの苦労が偲ばれます。
ただ、病院食の為でしょうか、塩分は控えめで、漬物すら出ませんでしたが、私は低血圧のため、少しでも塩分を取りたいので、無理を言って、梅干1ヶだけ付けて頂きましたが、私も年齢が91歳と余命も少なく、他に悪影響が出るとしても、少ない余生の今の身体と生活が、少しでも楽になることを優先して頂きたかったと思います。
しかし、ここまで身体が回復したのは、他に薬の投与も無いので、食事とリハビリと精神的に皆さんとの毎日の優しいやりとりのお陰だと思っております。

※「料亭の 春の料理や 院の食」
※「春爛漫 固きベットで 噛みしめり」
(退屈まぎれに、はじめて詠んだ迷句です。)

●スタッフの皆様へ
退院が1週間延びてしまいましたが、その間もスタッフの皆様は、気ままな私の疑問や相談に、医師の如き知識を持たれ、患者の気持ちになり切って、積極的に労を労わず、笑顔で応じてくださり、感謝の気持ちで一杯です。皆様は、男女ともにすべて天使のようであり、私はこの間、天国に遊ぶ心地がしていました。病は嫌ですが、また入院したいとさへ思っています。
事故当日の救急担当院が、当院であったことは、非常に幸運でした。

※1ヶ月ヒゲを剃らず、退院の帰路、理髪を済ませ、後ロビーの窓より望む満開の桜に再会して一句、
 「今日よりは 髪髭調へて 花の友」
(ボーボーの顔を桜に恥じず。)