患者さま満足度調査結果

平成22年11月21日に患者満足度調査を実施しました。入院における医師や看護師の対応は「良い」「少し良い」という回答が80%を超え、一定の評価を得ることができました。一方で、外来における待ち時間や病院施設面では「良い」「少し良い」とする回答が40%を下回っており、医師不足の解消を含めて今後の課題として取り組む必要があることを反映した結果となりました。市民の皆様に貢献できる病院を目指して、医療水準の向上とともに、接遇の改善および医療体制の整備を進めたいと考えております。

外来

外来患者さま満足度調査の結果

入院

入院患者さま満足度調査の結果

みやぎ県南中核病院へ支援物資を送りました

2011年3月17日 みやぎ県南中核病院へ支援物資を送りました。

3月11日午後2時46分ごろ、マグニチュード9.0を記録する大地震が東北地方太平洋沖で発生しました。

平成23年3月17日、かねてより病院ぐるみでおつきあいをさせていただいてきた、みやぎ県南中核病院(内藤広郎院長)へ医療材料、食糧など上野総合市民病院及びJAいがほくぶから救援物資を搬送しました。

当日は、トラックの到着が深夜になったにも関わらず、院長以下多数の職員の方々が私たちを待っておられました。

現地では、震災以降全職員が泊まり込みで、24時間患者対応を行っておられました。震災後当日まで物流が完全に止まっており、食糧等生活物資、医療材料が逼迫しつつあるなか、私たちの物資の到着を非常に喜んでいただきました。

地震により被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。

支援物資配送の様子
支援物資配送の様子
支援物資配送の様子
支援物資配送の様子
支援物資配送の様子
支援物資配送の様子
支援物資配送の様子

後期研修プログラム

始めに

一般に「後期研修」は「初期研修」を終えた後にさらに継続して行う、より専門性を高めた臨床研修であるとされています。しかし、実際のプログラムは施設により、また地域により様々であり、大学の臨床講座への入局とどう異なるのか、誰も説明できないのが現状です。実際、研修医の多くは初期研修を終えた時点でも、まだどの専門領域に進むか決まっていないと聞きます。従って「後期研修」期間は、あなたが医師としての人生を左右するクロス・ロードのまっただ中にいることを意味します。

プログラムの概要

当院外科は、三重大学消化管・小児外科、三重大学肝胆膵・移植外科で構成され、さらに乳腺疾患に関しては三重大学病院乳腺センターと連携しています。このホームページの診療科紹介をご覧いただけばおわかりいただけるように、当院外科は、様々な専門施設でトレーニングを受けたスペシャリストで構成されるハイブリッド外科チームです。また、当院では、がん化学療法、放射線治療、免疫栄養療法、緩和医療、リハビリテーションなど、全人的に様々な職種のスタッフが、がんの進行や抗がん剤治療の副作用などで栄養状態が悪化し、積極的な治療の継続が困難になった患者さんのために、慢性炎症反応を抑え筋肉量を増やす栄養支持療法である「がん免疫栄養療法」を実施しており、外科治療以外のがん診療も経験することが出来ます。

最後に

後期研修は医師としてのキャリア・パスの中では単なる通過点にしか過ぎません。しかし、同時に医師としての最終目標を決定する上で、かけがえのない期間でもあります。当院はすぐれた臨床医を育てて地域に送り出す使命を担っています。私どもは皆さんに無限の選択肢を提供することを約束します。

(文責:田中光司)