書面掲示事項

各種指定認定

保険医療機関・DPC(診断群分類包括機能評価)対象病院 一般社団法人 日本外科学会外科専門医制度修練施設
災害拠点病院・二次救急告示医療機関 一般社団法人 日本乳癌学会専門医制度関連施設
地域医療支援病院・紹介受診重点医療機関 一般社団法人 日本大腸肛門病学会認定施設
基幹型臨床研修病院 日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会 ストーマ認定施設
三重県がん診療連携病院 公益社団法人 日本臨床腫瘍学会認定研修施設(特別連携施設)
労災保険指定医療機関 公益社団法人 日本整形外科学会専門医制度研修施設
生活保護法指定医療機関 一般社団法人 日本脊椎脊髄病学会 椎間板酵素注入療法実施可能施設
身体障害者福祉法指定医配置医療機関 一般財団法人 日本消化器病学会専門医制度認定施設
指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療・精神通院医療) 一般社団法人 日本消化器外科学会専門医修練施設
難病指定医療機関・特定疾患治療研究事業委託医療機関 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会専門医制度指導施設
公害医療機関・原子爆弾被害者一般疾病医療機関 一般社団法人 日本肝臓学会肝臓専門医制度認定関連施設
結核予防法指定医療機関 一般社団法人 日本臨床栄養代謝学会 NST稼働施設
指定小児慢性特定疾病医療機関  
第一種及び第二種協定指定医療機関  

令和6年4月1日 現在

基本掲示書類

基本診療料の施設基準 算定開始日
情報通信機器を用いた診療 令和6年9月1日
医療DX推進体制整備加算 令和6年6月1日
急性期一般入院料4
(身体拘束の最小化を行うにつき、十分な整備がされている)
(入院患者10人に対して1人以上の看護職員を配置、看護職員の7割以上が看護師)
令和4年10月1日
救急医療管理加算 令和2年4月1日
診療録管理体制加算1 令和6年6月1日
医師事務作業補助体制加算1(20対1 補助体制加算) 令和6年7月1日
急性期看護補助体制加算(夜間看護体制加算)(看護(25対1 急性期看護補助体制加算・看護補助者5割以上)
(看護補助体制充実加算1・自院における3年以上の勤務経験を有する者の割合5割以上)(50対1夜間急性期看護補助体制加算)
令和6年9月1日
看護職員夜間16対1配置加算1 令和5年12月1日
栄養サポートチーム加算 令和6年4月1日
医療安全対策加算1(医療安全対策地域連携加算1) 令和2年5月1日
感染対策向上加算1(指導強化加算) 令和4年4月1日
患者サポート体制充実加算 平成29年7月1日
後発医薬品使用体制加算1 令和4年4月1日
病棟薬剤業務実施加算1 令和元年6月1日
データ提出加算2・4(イ 許可病床数が200以上の病院の場合) 平成30年4月1日
入退院支援加算1(イ 一般病棟・ロ 療養病棟)(入院時支援加算) 令和6年6月1日
認知症ケア加算3 令和5年3月1日
精神疾患診療体制加算 令和6年5月1日
地域医療体制確保加算 令和5年4月1日
地域包括ケア病棟入院料2(看護職員配置加算)
(急性期医療を経過した患者及び在宅において療養を行っている患者等の受入並びに患者の在宅復帰支援等を行う病棟)
令和3年5月1日
入院時食事療養(Ⅰ)(管理栄養士によって適時 (朝食8時、昼食12時、夕食18時 ) に、かつ適温で実施しております) 平成16年11月1日
酸素の価格届出 令和6年4月1日

令和6年9月1日 現在

【DPC病院に関する事項】
当院は、平成30年4月より厚生労働大臣が指定する、『DPC対象病院』となっております。厚生労働大臣が定める係数は以下の通りです。
基礎係数 1.0451 + 機能評価係数Ⅰ 0.2885 機能評価係数Ⅱ 0.0519 + 救急補正数0.0277 = 1.4132

特掲掲示書類

届出に係る施設基準等名称 算定開始日
外来栄養食事指導料の注2 令和2年7月1日
外来栄養食事指導料の注3 令和4年4月1日
がん性疼痛緩和指導管理料 平成29年8月1日
がん患者指導管理料イ・ロ・ハ・ニ 令和4年8月1日
二次性骨折予防継続管理料1・2・3 令和4年5月1日
院内トリアージ実施料 平成30年4月1日
夜間休日救急搬送医学管理料の注3に規定する救急搬送看護体制加算 令和2年4月1日
外来腫瘍化学療法診療料1 令和4年4月1日
連携充実加算 令和4年4月1日
開放型病院共同指導料 平成30年9月1日
肝炎インターフェロン治療計画料 平成30年9月1日
薬剤管理指導料 平成29年7月1日
医療機器安全管理料1 平成29年5月1日
検体検査管理加算(Ⅰ) 平成20年4月1日
検体検査管理加算(Ⅳ) 令和3年11月1日
BRCA1/2遺伝子検査(血液を検体とするもの) 令和4年6月1日
神経学的検査 令和2年4月1日
CT撮影及びMRI撮影 令和3年3月1日
抗悪性腫瘍剤処方管理加算 平成22年4月1日
外来化学療法加算1 平成29年10月1日
無菌製剤処理料 平成29年7月1日
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅱ) 平成30年6月1日
運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 平成29年1月1日
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) 平成29年1月1日
がん患者リハビリテーション料 平成29年12月1日
人工腎臓 平成30年4月1日
導入期加算1 平成30年4月1日
透析液水質確保加算及び慢性維持透析濾過加算 平成30年4月1日
下肢末梢動脈疾患指導管理加算 平成28年7月1日
ストーマ合併症加算 令和6年6月1日
椎間板内酵素注入療法 令和3年4月1日
乳がんセンチネルリンパ節加算2及びセンチネルリンパ節生検(単独) 令和元年7月1日
ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術 平成29年5月1日
大動脈バルーンパンピング法 (IABP法) 令和2年4月1日
医科点数表第2章第10部手術の通則の16に規定する手術 平成27年4月1日
輸血管理料Ⅱ 平成29年8月1日
輸血適正使用加算 令和2年8月1日
人工肛門・人工膀胱造設術前処置加算 平成29年5月1日
看護職員処遇改善評価料 令和5年10月1日
外来・在宅ベースアップ評価料Ⅰ 令和6年6月1日
入院ベースアップ評価料 令和6年6月1日

令和6年7月1日 現在

厚生労働省の定める掲示事項

薬剤課

薬剤課

薬剤課理念

急性期治療から在宅療養までシームレスに薬剤管理を行い、正確な調剤及び情報提供で診療(医療と看護)を支援し全人的医療を実践し広く市民に信頼されること。

薬剤師としてチーム医療の中でその職能の専門性を発揮できるように、従来の業務を発展させるとともに他部門との連携を図る。

認定資格

薬剤課では、専門的な病態や治療薬の知識を有する認定薬剤師等の資格取得を推進し、現在、以下の認定薬剤師が在籍し、チーム医療等の現場で活躍しています。今後、更に術後疼痛や褥瘡に関連する認定薬剤師の育成を進めます。また、学会等に積極的に参加し、最新の知見を学び、日常の業務に生かせるよう努めています。

  • 日病薬病院薬学認定薬剤師 8名
  • 認定実務実習指導薬剤師 2名
  • 外来がん治療専門薬剤師 
  • がん薬物療法認定薬剤師 
  • 抗菌化学療法認定薬剤師 
  • 感染制御認定薬剤師 
  • 三重県糖尿病療養指導士 
  • 心不全療養指導士 
  • NST専門療養士 2名
  • スポーツファーマシスト 
  • 日本DMAT隊員 2名

基本方針

  1. 患者さまに安心してくすりを使用していただくため、理念に基づき薬剤情報を提供します。
  2. 高度専門的医療を提供するため、自己研鑽に努めます。
  3. 患者の個人情報保護を基本とし、地域の医療施設や開局薬局と連携をとり、必要とする薬剤情報提供を行います。

薬剤課では入院時から在宅まで患者さまに安全かつ有効に薬を使用いただけるよう情報提供を行い、患者さまご自身やご家族が薬のことをよく知り、理解・納得して治療に積極的に参加できるよう日々努力しています。

また、がん免疫栄養療法など、病態栄養を基本とした治療効果の向上を目指しています。

薬剤課の主な業務は、内服・外用及び注射薬調剤、医薬品在庫管理、抗悪性腫瘍剤無菌調製、薬剤管理指導、病棟薬剤管理業務、医薬品情報提供、院内製剤調製、薬物血中濃度モニタリング、治験支援等、チーム医療の一員としての診療支援です。

調剤室の業務

調剤室では、内服薬(飲み薬)・外用薬(点眼、塗布薬など)の調剤を行っています。その際、内容に疑問な点(用法用量や相互作用など)があれば医師に問い合わせを行うなど、安心して患者さまにお薬を使用して頂けるように努めています。

また自動錠剤分包機を活用し、患者さまが自己管理しやすいよう、一包化(薬剤1回服用分を1包にまとめる)にも対応しています。

他に、業務効率化のため、病棟薬剤業務の一つである「持参薬(患者さまが入院時に持参された薬剤)」内容の鑑別を行い、薬の重複や飲み合わせなどを管理し病棟での薬剤管理指導業務を支援しています。

注射室(薬品庫)の業務

注射室では、注射薬の調剤、医薬品の購入管理、中央手術室・透析室など各部署への薬品供給 と在庫管理、抗がん剤の無菌調製などを行なっています。

注射薬の調剤では、用法用量、相互作用のほか、配合変化、投与速度など、処方内容が適切かどうかを確認したのち、調剤を行います。

また医師の処方箋に基づき一人一人の患者さんごとにボックスを準備し、そこに一回分ずつにセットした注射薬をまとめて払い出す注射薬の「一本渡し」を実施しています。

 

病棟での業務

各病棟に担当薬剤師を配置し、入院中の全ての患者さまの投薬内容を把握し、アレルギー、相互作用、副作用、他院での処方内容との重複や配合禁忌などの確認をしています。毎朝、医師や看護師らとカンファランスなどを行い、連携をとりながら患者さまが安全で合理的な薬物療法が受けられるようにお薬の管理を行っています。

また、病院が管理し、看護師が患者さんにお配りする薬を薬剤師がセットし、患者さんに確実にお薬を飲んでいただけるよう取り組んでいます。さらに、お薬に関してよく知ってもらうために、ベッドサイドでお薬の飲み方や効果、副作用の初期症状などを説明しています。

 

チーム医療

チーム医療において薬剤師は専門的な知識を発揮し、以下のような役割を果たしています。

  1. がん化学療法・緩和ケア
    • 化学療法患者さんの投与スケジュール管理、副作用に対する支持療法の提案
    • 地域の保険薬局への情報提供と連携により患者さんを守る取り組み(薬薬連携)
    • がん疼痛に対する適切な麻薬の選択や用量調節、スイッチングなどの提案、家族指導
  2. 心不全
    • 当院独自の心不全手帳を用いた患者指導
    • 治療アドヒアランス向上のための処方提案
    • 院外薬局と連携し、シームレスな治療の継続、服薬支援、治療管理(薬薬連携)
  3. 栄養サポートチーム(誤嚥性肺炎)
    • 誤嚥性肺炎の再発を防ぐための服薬支援
    • 食事摂取量や患者状態に応じた水分やカロリーを有する輸液の提案
  4. 整形外科疾患
    • 術後や長期療養患者さんのDVT予防に関する抗凝固薬投与のプロトコール作成
    • 骨折等の画像評価から抗生剤加療の選択、リハビリ状況に応じた鎮痛剤の選択
  5. 消化器疾患
    • 患者さんの病態や腹部XP、CT等の画像や検査データから適切な薬剤推奨
    • 患者リスクに応じた周術期のDVT予防のための抗凝固療法のプロトコール作成
  6. 救急医療
    • 救急外来における医薬品の管理や見直し
    • 特に注意が必要な薬剤についての情報提供や安全な処方を可能とするセット処方化
  7. 在宅支援
    • 在宅での服薬管理のサポート
    • 薬剤情報提供書による、かかりつけ医やかかりつけ薬局、ケアマネージャーとの情報共有

医薬品情報提供

医薬品情報室では医療従事者が患者さまに医薬品を有効かつ安全に使用するため、院内の薬事審議会で新規採用された薬の紹介、医薬品の適正使用情報、厚生労働省から出される緊急安全性情報などを集めインフォメーションを行っています。

活動・実績

学会発表

  • せん妄に対するアロマセラピーの有用性
    -周術期の高齢者における安心・安全な医療の提供を目指して-岡田千聖
    日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会2023
  • 抗MRSA薬の新ガイドラインに基づいた適正な投与設計と血中濃度管理による業務改善
    猪田幸邦
    第16回日本医療マネジメント学会三重支部 総会・学術集会 2023.9
  • 不眠時指示統一への取り組み
    ~ベンゾジアゼピン使用軽減に向けて~ 阿波勇樹
    第6回日本老年薬学会学術大会2022.5(Web開催)
  • がん患者を支える病院薬剤師と薬局薬剤師の地域連携
    ―質の高いがん薬物療法を提供するために― 薬薬連携充実への取り組みと問題点-病院の立場から― 小澤一夫
    日本病院薬剤師会東海ブロック日本薬学会東海支部合同学術大会2021(Web開催)

 

リンク

がん薬物療法レジメン

がん薬物療法レジメン公開にあたって

伊賀市立上野総合市民病院のレジメンは、当院の化学療法運営推進委員会で審査され、院内レジメンとして承認されたレジメンについて、その内容を保険薬局薬剤師などが利用するために公開するものであり、その他の用途は想定しておりません。投与量、投与スケジュールは、患者さまの状態によって変更される場合があります。

尚、保健医療機関及び保険薬局からの患者さまのレジメン(治療内容)や患者さまの状況に関する相談及び情報提供に応じておりますのでご相談ください。

伊賀市立上野総合市民病院 地域医療連携室
電話:0595-24-1111
(土・日・祝・年末年始は休み)

がん薬物療法レジメン

大腸癌